テタの部屋

テタのお部屋で世間話

「はだしのゲン」と「ウクライナからの避難民」

最近、「はだしのゲン」を読破しました。

戦時中の辛さだけじゃなく、戦後の苦(にが)さも噛みしめたところでした。

特に、戦争孤児たちの生活と言ったら、「お前みたいに戦争の経験もない者が表現するな」と言われてしまいそうなくらいの残酷さ。

本を読んで、じゃあ、今の私に何ができるんだろうって、世界を1ミリも改善できない自分の無力さに、落ち込んだところでありました。

 

そして、本日、訳あってある森の中のホテル近くのバス停から、子供を学校に送ることになりまして、そこのバス停でバスを待っていたんです。そうしましたら、何故か沢山の子供達と少しの大人がバス停に来まして、こんな森の中に住んでいる人がいるのかぁと、最初は思ったんですが、すぐにハッとしました。恐らくここにはホテルしかない。そうか、ウクライナから避難してきた人達だ、と。言葉を聞けば、確かにウクライナ語(もしくはロシア語)っぽい。

 

その時、私達は家族全員でいたので、はだしのゲンを思い出して、苦い気持ちになった。今日の教会でのお祈りは、いつもに増して強く祈るのでありました。

 

ウクライナだけじゃなく、地球上から戦争がなくなって、その後一生悲しい過去を背負って生きていかないといけない人達にも、少しでも良い環境で過ごせる世界であって欲しいと思いました。小さなことでも出来る事を。

Noc vědců (ナイト学者?) 

今年度も行って参りました、ナイトミュージアムならぬ、Noc vědců (ナイト学者?)。

大学などの研究機関が、一般人向けに門を開く日です。

 

今年はお目当ての農大。

結果から言ってしまうと、学部あり過ぎて、5学部中、1学部(森林・木材学部みたいな感じの学部)しか回れず、消化不良で終わりました。2時間くらいたつと、下の子達はピーピー言ってくるしね。仕方がない。彼らにとってはつまらないよね。

 

最初に行ったのは、家具デザイン学科の展示。

農大なだけに、木材の家具が多かった。部屋のデザインしたり、面白そうでした。学部内に、木の質を研究している学科もあるし、連携して良い感じで木の家具を作れそうだね。

 

「昔のブルノのセンターの地図が」

これ、もう売ってないよね。Vagnerって会社が発行しているみたいなんだけど、問い合わせてみようかな。デザイン学科なだけに、カッチョイイ物あるね。

 

「えーっと、何て学者の錯視だったかな・・・」

忘れてしまいましたが、トリックアートとか、錯視とか言われているやつでしょうか。

「面白いパズル」

ピントがずれているのはごめんなさい。猿みたいなのをひたすらくっつけていくパズルでした。

 

「木の中が空洞でないか測れる機械」

森林を管理する際に、空洞な木は、いつ倒れてくるか分からず危険なので、こうやって危険な木を見つけて切るそうですよ。近くによると危ない事もあるから、レーザーか何かで、遠隔操作も可能とか、、そんな事を言っていました。なんせ、チェコ語の解釈をよく間違えるもんで、自信がない(笑)

 

「木琴」

真ん中と上の木琴は、同じ音がします。

上の木琴は長さが同じで、木材が違う物。

下の木琴は同じ木材で、長さの違う物。

一番下のは、一部割れているところがあって、音がしない木琴。(だった気がする)

 

あー、もっと早くブログ書いていれば、忘れなかったのになーーー!

 

「廊下の展示」

勝手に目に入る場所に、勉強すべきものがあるのは大切な事だと思います。

「森林管理の際の道具」

この道具のネーミングが熱かった。でも、名称部分を記載していた張り紙の写真を撮りそこなった為、覚えていない(*꒦ິㅂ꒦ີ) もうこの頃には、一番下の人がピーピーなってたから。

 

「気に入ったお名前の物だけいくつか」

一番奥が「m(字型)鍬」で、他のも、その鍬の形に似ているアルファベットが付いてネーミングされていました。これが気に入ったんだけど、なんせ、忘れちまった_(┐ ノε|)_

 

「さて、これは何でしょう」

階段の所にありましたよ。

答えは、「森にいる動物の糞」です。これも熱いねー。これ覚えておくだけで、家やお庭に落ちている糞を見て、我が家に現れる動物が推測できるのです。

 

どうでもいいけど、チェコ語で山猫は「rys(リス)」です。頭がこんがらがっちゃいますね。「リ」は巻き舌で、不良のあんちゃんぽく発音くださいませ。

耳の先っちょだけ、何故か長い毛が出ているのがたまらない(;´Д`) カワイイ

commons.wikimedia.org

 

 

兎に角ね、チェコにいるからには、動植物の名前を覚えないと色々やっていけません。チェコ人、動植物の知識深すぎ!もっというと、機械類とか、化学製品とかも詳しい。

 

「こんな面白い雑誌が置かれていました」

まだ読んでいませんが、余りにも面白すぎて、1時間はパラパラしそうなので、我慢しています。

 

 

他ね、お水の中で音を出したらどうなるか、とか、太鼓みたいなのの上に砂糖をばらまいて、低音・高音をならすと、どうなるか、とか実験見せてくれて面白かったです。

 

一番熱かったのですか?

蜘蛛の研究をしているお姉さんが、いかに蜘蛛が可愛くて、お友達になるべきかを説いていたのが一番熱かったです。「蜘蛛さんは優しいのよ」と。

彼女の一番のお気に入りは、ピーコックスパイダーとかいう蜘蛛さんで、素敵な求愛ダンスをする事で有名らしいです。メスに気に入られるダンスが出来ない場合は、なんと、メスに食べられてしまうという、命がけの求愛らしいです。求愛に成功しても、早く逃げないと、やっぱりメスに食べられてしまうという、過酷な世界を持った蜘蛛さんのようです。

 

参考URL。中には、動画もあります。

like-aquarium.com

 

www.youtube.com

 

お姉さんのお蔭で、蜘蛛を違った目で見れそうですが、実家にいたあの特大蜘蛛を好きになれる自信はありません(;´Д`)

でもさ、講義してくれるなら、ここまで研究対象に愛を持って教えて欲しいよね!!

 

この農大、他にも食べ物の研究とかしていて、そっちにまで行けなかったのが心残り。また一年後、ここに来るかな!

 

今年も楽しい学者ナイトでしたー♬

キノコ狩り

9月の終わり頃、キノコ狩りに行きました。

今年は豊作だったようで、皆さん籠一杯にキノコを採って来たようですよ。

 

さて、我が家はと言いますとー、収穫、小さいのが8個ほど(笑)

 

日曜日の午後3時頃の遅すぎるスタートだったので、もう皆さんが楽しんだ後だったようです(´_ゝ`) 我が家はハイレベルなキノコ狩りをして参りました、という事でお願いします。

 

毒キノコは非常に多く残っていましたよ。

「右側から2番目はわかりやすいですねー」

一番右は、たぶん、人間死んじゃうやつです。

どんなに毒を持っていても、キノコ、可愛い!見るの楽しい!

来年はもっと早く行って、キノコ見つけるぞ!

 

<追記>

今年はキノコが豊作だったもんで、旦那さんの両親がお裾分けしてくれたんですよ4回くらい。それでキノコは楽しめました♬

どうしてキノコシーズンの初めの方で行かなかったかって、、、、、私以外、皆風邪引いていたからだよ!風邪引きやがってーーーー!って思うのが嫌で、彼らの風邪を貰おうと、彼らの残したご飯やら飲み物を摂取しまくるも、全然風邪引かなかった_| ̄|(、ン、)ノ

 

健康管理もキノコ狩りのうち。来年は風邪引くなよ(´_ゝ`)

10月11日 建築家 隈研吾さんの展示会

10月11日、火曜日、行って参りました。ブルノの建築家の娘さん(彼女は芸術家さん)に誘ってもらってので(o^―^o)

「日本の有名な建築家さんが展示会を開くから、おいでよーー!!」って。確かに、日本の有名な方がブルノに来られるなんて、チャンスじゃないですか。

 

どういう展示かと言いますと、ブルノに建てる予定の「モラヴィア・ユダヤ博物館」の展示です。

www.archspace.cz

ブルノ市が、案を応募していたみたいなんですが、それで勝ち抜いたのが、隈研吾さんの案。素晴らしいでしょ!

 

会場に来たお客さん、多すぎて、私、会場の端から殆ど何も見えない感じで展示開会式のお話を聞いておりました。本当にスッゴイ人でした。黒山の人だかり、、、とは言えないので、秋山の人だかり、、、とでもいいましょうか。

 

隈さんの説明によりますと、この建築物に関して

 

・現地を下見して、ここに建てるなら、丸い形の建築物が合っていると思った

・丸い形は、ユダヤ文化にも特別な意味がある

・建材は、白いレンガ。レンガを人に見立てて、人が繋がり合って未来を作っていく、という意味を込めている

 

この3つが重要なポイントだったと思います。

熱いっ!!!

 

建築については全く無知の私は、行って、建築物を設計する時は、こんなこと考えながらするんだなー、と分かっただけでも儲けもんだと思いました。

 

開会式が終わりますと、隈さん、囲まれる囲まれる(笑)

そんな中、無理矢理写真を撮って頂きまして、申し訳なかったんですが、お友達があと30分くらいでウィーン行のバスに乗り込まないといけないというので、こんな2度とはないチャンスの時に、記念写真を撮らないで帰るなんて勿体ないなって。

本当は、有難う御座いました、と丁寧に伝えたかったんですが、難しかったです。皆、隈さんと話したいんだもの。あの人の量で。

 

余談ですが、隈さん、猫が好きらしいですよ♬ Wikipediaで読みました。

他、彼の作品見て、衝撃を受けたテタなのでした。恐らく、皆さんはご存知かと思います、どんな作品なのか。私の貧弱な日本語能力ではどう凄いのか表現できません。洗練された、というか、現代建築と日本の昔ながらの木材を表に出した建築、というか、、、何て言うんですかね。しっくりくる表現が見つからないくらい、完成された作品ですよね。

 

と言うわけで、テタの枯れた生活に、熱いオイルを注いでくださった隈研吾さんに大感謝です(`・ω・´)ゞ

クッキーさんのお食事

クッキーさんに、楽しいお食事をして欲しくて、カリカリを探しています。

前回のカリカリがなくなりそうだったので、買いに行きました。dmという薬局へ(処方箋とか受け付けてる方じゃなくて、日用雑貨とか売っているお店)。

「これ」

 

結果から言うと、少し、匂いが大きいです(笑) その後の排泄物も少し匂いが大きめになります。クッキーさんは、このカリカリ、そこそこ食べますが、前回のProPlanというカリカリの方が好きなようです。

 

次回は、もうこれ買わないなー。残念だなー。お値段的には非常に優しいんだけどな。500g、59コルナだったかな。感覚として600円くらい。

 

というわけで、もう既に次のお試しをネットで注文したところ。ProPlanの1.5kgの大きいパックも買いました。月曜日には届くかなーという感じです(o^―^o) 

 

「8月末くらいのクッキーさん」

小さかったな♬ どの段階のクッキーさんも大好きです♬

3回目のコロナワクチン

10月14日、今度は私の方がワクチン打ちに行きました。一か月前はクッキーさんでしたね。副反応も見据えて、金曜日に予約。副反応バッチコーイ(←死語なのかな?)!!

 

今回は、大病院で予約しました。以前は大展示場だったのに、今は、色んな所で受けられるようになっているようです。以前は並んだなー。すっごい長い列だったなー。

 

で、結果から言うと、本日のワクチン、並んでいる人が前に3人ほどだけで、すらすらと終わりました。

 

辛かった事は、病院の正面ゲートから入って、会場まで15分くらい歩いた事。道にも迷ったし(;´・ω・) 遠いよ、遠すぎる。往復したら、30分程。本当に良い散歩になりました(笑) お陰様で帰りのバス乗り遅れたし・・・・。(← その後更に20分待つ)

 

問診票みたいなの書いて、先生に問診して貰って、すぐ注射。

 

・・・・あっけなかった・・・。

 

ワクチン接種後は15分待合室で様子を見るため、座らないといけなかったので、本を読んで待っていました。

 

その間に、日本人の学生らしき方が2名、通訳さん(英語での会話)と一緒に来ていましたが、話しかけずにいました。何故なら、先日、日本人らしき人がお店で困っていたので、「大丈夫ですか。」と話しかけたら「あ、日本人じゃないけど、日本語話せます。大丈夫です。」と言われたので(笑) 世間の人はデキルわね。

通訳さんもいたし、日本人でもそうじゃなくても、迷惑だろうなーって思って。若い学生さんから話しかけられたら、カモーーンなんだけどな、テタだしなーwww

 

さて、おまけで、病院敷地内の写真などを。

「看板があると思ったら、地面に情報が」

ごめん、下は見なかったなー(笑) 聞きまくった、聞きまくった(笑)

最後に会った看護婦さんが「標識はここよー」なんて、当たり前のように地面を指すもんで、テタ、ドリフ並みにズッコケました。嘘だけど。頭の中でね。

「敷地内は広い」

これはほんの一部の風景です。

本日は、パビリオンP (ペー)でした。この建物じゃないけど(笑)ここはパビリオンNだったかな。。。。なんだったかな。

パビリオンPとは聞いていたんだけど、どこにあるかはイマイチ知らなくて、標識見ながら来たんですよ。敷地半分まで来たところで、パビリオンN,MあたりからPくらいまでのアルファベットの並んだ標識を見て、あー、こっちかーなんて進んだんですが、その後、パビリオンPへの標識がなくなる・・・・( ゚Д゚) 

 

で、まさかの地面標識ですよ。

 

皆さん、標識が消えたら、次は地面ですよ!!

 

 

さて、副反応やいかに!?

 

<10月18日追記>

ワクチン接種当日 → 何も変化なし

翌日 → 注射の周りがやはり痛い。他、脇の下のリンパも不快に痛い。散歩に行くと眩暈がした。

3日目 → 脇の下のリンパ、少し痛いものの大丈夫。散歩しても眩暈無し。

4日目 → 何事もなかったかのように、普段どおりの生活に戻りました。

9月14日 クッキーさんの予防接種

1か月も前の事になってしまいました。

9月14日に、クッキーさんの予防接種に行ってきました。あと、お腹の虫さんの薬貰いに。

 

今回はバスをかなり早めのにしたため、20分程散歩に行く羽目になってしまいました。開院が9時で、その前に着いたので。開いている時間だったら、早くても入っていたんだけどね。

 

クッキーさん、相変わらず怖がらない、鳴かない。

病院に入ってからは、リュックから出せと、バリバリバリバリしてきたもんで、私のお膝の上で、という約束で出してあげました。

 

なんと、、、、余裕の様子。

終いには寝てしまいました。。。。

 

9時に予約だったものの、20分くらい待ちました。

その間にワンちゃんがワサワサ来たんですが、クッキーさん、余裕の様子。何匹かワンちゃん、怖くてガタガタ震えてたよ。

また、猫ちゃんが一匹来て、怖さのあまり「マオー」と鳴いている。クッキーさんは、、、、余裕の様子。猫語は分かるはずなんだけどな。

 

で、クッキーさんの番が来ました。

今まで余裕だったクッキーさん、なんと、診察台に載せた途端

 

 

カッ(# ゚Д゚)

 

 

 

と何故か一喝(笑) でも、それだけでした。

 

その後、問診して、注射して、薬貰って帰りました。

前回金額書き忘れましたが、同じ805コルナ。感覚として、8000円くらいです。高いのか、安いのか、やっぱりわかりません(笑) 恐らく一滴60円の目薬(そんな動物さん用の目薬があるようです)よりは安いと思うのですが(笑)

 

まだ去勢手術という怖い経験していないので余裕だったと思うのですが、その後は、病院を怖がると思っています。以前の私の猫ちゃんたちがそうだったから。

 

現在4か月のクッキーさん。さて、何か月で去勢手術でしょうか。

 

あ、で、毎回楽しみの獣医さん。

今回は、若い女の先生♬ 可愛い♬ 動物さんにも甘い対応。

ただ・・・・、スロバキアの方だったので、言葉の理解に困りました(笑) スロバキア語。分からない事もないけど、外国人の私には難しい。でも、小さい頃に標準語地域から九州へ引っ越した時の方が理解が大変でした。当時は現地の人が何を言っているのか全然分かりませんでした(笑)

 

というわけで、クッキーさんが病気をしない限り、病院は暫くお休みです(ΦωΦ)

 

<おまけ>