今年度も行って参りました、ナイトミュージアムならぬ、Noc vědců (ナイト学者?)。
大学などの研究機関が、一般人向けに門を開く日です。
今年はお目当ての農大。
結果から言ってしまうと、学部あり過ぎて、5学部中、1学部(森林・木材学部みたいな感じの学部)しか回れず、消化不良で終わりました。2時間くらいたつと、下の子達はピーピー言ってくるしね。仕方がない。彼らにとってはつまらないよね。
最初に行ったのは、家具デザイン学科の展示。
農大なだけに、木材の家具が多かった。部屋のデザインしたり、面白そうでした。学部内に、木の質を研究している学科もあるし、連携して良い感じで木の家具を作れそうだね。
「昔のブルノのセンターの地図が」
これ、もう売ってないよね。Vagnerって会社が発行しているみたいなんだけど、問い合わせてみようかな。デザイン学科なだけに、カッチョイイ物あるね。
「えーっと、何て学者の錯視だったかな・・・」
忘れてしまいましたが、トリックアートとか、錯視とか言われているやつでしょうか。
「面白いパズル」
ピントがずれているのはごめんなさい。猿みたいなのをひたすらくっつけていくパズルでした。
「木の中が空洞でないか測れる機械」
森林を管理する際に、空洞な木は、いつ倒れてくるか分からず危険なので、こうやって危険な木を見つけて切るそうですよ。近くによると危ない事もあるから、レーザーか何かで、遠隔操作も可能とか、、そんな事を言っていました。なんせ、チェコ語の解釈をよく間違えるもんで、自信がない(笑)
「木琴」
真ん中と上の木琴は、同じ音がします。
上の木琴は長さが同じで、木材が違う物。
下の木琴は同じ木材で、長さの違う物。
一番下のは、一部割れているところがあって、音がしない木琴。(だった気がする)
あー、もっと早くブログ書いていれば、忘れなかったのになーーー!
「廊下の展示」
勝手に目に入る場所に、勉強すべきものがあるのは大切な事だと思います。
「森林管理の際の道具」
この道具のネーミングが熱かった。でも、名称部分を記載していた張り紙の写真を撮りそこなった為、覚えていない(*꒦ິㅂ꒦ີ) もうこの頃には、一番下の人がピーピーなってたから。
「気に入ったお名前の物だけいくつか」
一番奥が「m(字型)鍬」で、他のも、その鍬の形に似ているアルファベットが付いてネーミングされていました。これが気に入ったんだけど、なんせ、忘れちまった_(┐ ノε|)_
「さて、これは何でしょう」
階段の所にありましたよ。
答えは、「森にいる動物の糞」です。これも熱いねー。これ覚えておくだけで、家やお庭に落ちている糞を見て、我が家に現れる動物が推測できるのです。
どうでもいいけど、チェコ語で山猫は「rys(リス)」です。頭がこんがらがっちゃいますね。「リ」は巻き舌で、不良のあんちゃんぽく発音くださいませ。
耳の先っちょだけ、何故か長い毛が出ているのがたまらない(;´Д`) カワイイ
兎に角ね、チェコにいるからには、動植物の名前を覚えないと色々やっていけません。チェコ人、動植物の知識深すぎ!もっというと、機械類とか、化学製品とかも詳しい。
「こんな面白い雑誌が置かれていました」
まだ読んでいませんが、余りにも面白すぎて、1時間はパラパラしそうなので、我慢しています。
他ね、お水の中で音を出したらどうなるか、とか、太鼓みたいなのの上に砂糖をばらまいて、低音・高音をならすと、どうなるか、とか実験見せてくれて面白かったです。
一番熱かったのですか?
蜘蛛の研究をしているお姉さんが、いかに蜘蛛が可愛くて、お友達になるべきかを説いていたのが一番熱かったです。「蜘蛛さんは優しいのよ」と。
彼女の一番のお気に入りは、ピーコックスパイダーとかいう蜘蛛さんで、素敵な求愛ダンスをする事で有名らしいです。メスに気に入られるダンスが出来ない場合は、なんと、メスに食べられてしまうという、命がけの求愛らしいです。求愛に成功しても、早く逃げないと、やっぱりメスに食べられてしまうという、過酷な世界を持った蜘蛛さんのようです。
参考URL。中には、動画もあります。
お姉さんのお蔭で、蜘蛛を違った目で見れそうですが、実家にいたあの特大蜘蛛を好きになれる自信はありません(;´Д`)
でもさ、講義してくれるなら、ここまで研究対象に愛を持って教えて欲しいよね!!
この農大、他にも食べ物の研究とかしていて、そっちにまで行けなかったのが心残り。また一年後、ここに来るかな!
今年も楽しい学者ナイトでしたー♬