10月11日、火曜日、行って参りました。ブルノの建築家の娘さん(彼女は芸術家さん)に誘ってもらってので(o^―^o)
「日本の有名な建築家さんが展示会を開くから、おいでよーー!!」って。確かに、日本の有名な方がブルノに来られるなんて、チャンスじゃないですか。
どういう展示かと言いますと、ブルノに建てる予定の「モラヴィア・ユダヤ博物館」の展示です。
ブルノ市が、案を応募していたみたいなんですが、それで勝ち抜いたのが、隈研吾さんの案。素晴らしいでしょ!
会場に来たお客さん、多すぎて、私、会場の端から殆ど何も見えない感じで展示開会式のお話を聞いておりました。本当にスッゴイ人でした。黒山の人だかり、、、とは言えないので、秋山の人だかり、、、とでもいいましょうか。
隈さんの説明によりますと、この建築物に関して
・現地を下見して、ここに建てるなら、丸い形の建築物が合っていると思った
・丸い形は、ユダヤ文化にも特別な意味がある
・建材は、白いレンガ。レンガを人に見立てて、人が繋がり合って未来を作っていく、という意味を込めている
この3つが重要なポイントだったと思います。
熱いっ!!!
建築については全く無知の私は、行って、建築物を設計する時は、こんなこと考えながらするんだなー、と分かっただけでも儲けもんだと思いました。
開会式が終わりますと、隈さん、囲まれる囲まれる(笑)
そんな中、無理矢理写真を撮って頂きまして、申し訳なかったんですが、お友達があと30分くらいでウィーン行のバスに乗り込まないといけないというので、こんな2度とはないチャンスの時に、記念写真を撮らないで帰るなんて勿体ないなって。
本当は、有難う御座いました、と丁寧に伝えたかったんですが、難しかったです。皆、隈さんと話したいんだもの。あの人の量で。
余談ですが、隈さん、猫が好きらしいですよ♬ Wikipediaで読みました。
他、彼の作品見て、衝撃を受けたテタなのでした。恐らく、皆さんはご存知かと思います、どんな作品なのか。私の貧弱な日本語能力ではどう凄いのか表現できません。洗練された、というか、現代建築と日本の昔ながらの木材を表に出した建築、というか、、、何て言うんですかね。しっくりくる表現が見つからないくらい、完成された作品ですよね。
と言うわけで、テタの枯れた生活に、熱いオイルを注いでくださった隈研吾さんに大感謝です(`・ω・´)ゞ