何処にでも素敵な歴史っていうのは残っています。
ブルノにも沢山素敵な歴史が残っていて、今回はその一つをご紹介。
ブルノのクリスマスマーケットのクリスマスツリーのお話。
今から100年くらい前、ブルノのちょっと北東のBílovice nad Svitavou(ビーロヴィツェ・ナドゥ・スヴィタヴォウ)という森が豊かな所でのお話です。
ある成人男性二人がクリスマス前にビーロヴィツェ・ナドゥ・スヴィタヴォウの雪深い森を散歩していると、捨てられた一人の女の子を見つけました。可哀そうに思った彼らは、その子を保護し、チャリティーでその子だけではなく、貧しい子達の為にお金を集めようと考えました。
そこで出たアイデアが、ブルノのクリスマスマーケットで大きなクリスマスツリーを飾って集客を促して、お金を集めようというもの。
クリスマスツリーはそう、ビーロヴィツェ・ナドゥ・スヴィタヴォウから持ってきました。
この時から、ずっとブルノのクリスマスマーケットでは、ビーロヴィツェ・ナドゥ・スヴィタヴォウから木を運んで飾っているとの事。
チェコのクリスマスマーケットで大きなクリスマスツリーを飾り始めたのは、ブルノが一番だって話です。
写真がなくてごめんなさい。まだツリーは飾られていないしね。
ただ、現在、ツリーになる木が馬車によって運ばれてるって話ですよ。