テタの部屋

テタのお部屋で世間話

「発達障害の改善と予防」

現在、流行りのように言われている発達障害。

これって、障害って言えるのかなーって思っていたんですが、うん、この澤口さんの書いた本に答えが書いてありました。私の解釈があっていれば、の話ですが、日常生活にそこまで支障が無ければ、それは「個性」。

 

この本を手に取ったきっかけは、澤口さんが個人的に好きな事、真ん中の子の言葉の発達が異常に遅かったので。

発達障害の改善と予防

f:id:cumacek:20210509045244j:plain

 ええ、付箋ついていますよ。参考にしますから。

 

本の趣旨を一文でまとめると、素人が何もするなって事かな、と個人的に考えました(笑)

 

改善については、超優秀な専門家に任せて下さい、が答え。

予防については、素人が自己判断で何かしない、が答え。あと、科学的根拠のない早期教育に手を出すと危険ですよ、という事も書かれてありました。

 

「えー、じゃあ、何もするなって事?」と、思ったら、それは違うかな、と。

専門家がどんな治療をするのかも載せてあったので、それを参考に、専門機関を回って、我が子専用の専門家を探すのもありかな、と。

 

残念ながら、脳科学を使っての治療を、澤口さんのように応募している大学の研究室などは、今の所、チェコでは出会っていません。あるのかもしれないけど。

 

・・・・が、ありました、似たようなことをしているところが。

「言語治療」、これ。

日本語だと「言語聴覚療法」とかwikipediaで出てきましたが、私は「言語治療」と言っています。発音を治すだけの言語聴覚士がもいますが、そうじゃなくて、もっと根本から、どうして言葉が発せないのか、どうしてコミュニケーションが上手く撮れないのか、これらを脳科学からもアプローチして治療しているタイプの言語聴覚士さんもいらっしゃるので、それが近いような気がしました。

 

我が子が通っている言語聴覚士さんが、まさこの後者のタイプで、我が子は知らないうちに色々治療してもらって、今は「個性」が多少強く残っていますが、生活を送る上で問題だったものが、ほぼなくなりました。

 

あくまで私の個人的な意見、感想なので、全く保証は出来ませんのでご了承くださいませ。どちらにせよ、、、素人は手を出してはいけない、指導を受けて、その通りに治療を行うのが大切かな、と思いました。

 

余談ですが、発達障害と言われる症状を読んでいると、殆ど自分に当てはまっていると感じるのは、、、私だけでしょうか。そんな子、いっぱいいたと思うんだけどな、というのが私の感想です。

でも、そのちょっと困った言動が、どうしてかって、分かってもらえると、確かに本人は生きやすくなりますね。そして、困った言動を自分で理解しつつ、自分の最善を尽くす努力もしたいものですね。そして、相手にも理解を持ちたいと思います。